「なにも考えない」ってどういうこと?
最近、「なにも考えない」って意外と
難しいなあと感じています。
瞑想では、この「なにも考えない」と
いう状態を目指すのですが、実際に
試してみると、頭の中であれこれ思考
が止まらなくて困るんですよね。
たとえば、たった3分間だけでも頭を
空っぽにしようとすると、次から次へ
と雑念が湧いてくるんです。
「お昼ごはん何にしよう?」とか、
「あれを買い忘れてた!」なんて、
思考がどんどん広がってしまいます。
でも、これって誰にでも起こること
なんです。
実は人間は1日に約6万回も思考して
いるそうで、約1.44秒に1回、何かを
考えている計算になるんですよ。
驚きますよね。
なぜ「無になること」が大切なのか?
現代は情報があふれています。
江戸時代の1年分の情報量を、私たち
はたった1日で受け取っていると
言われています。
そのせいで、時間があっという間に
過ぎる感覚、ありませんか?
「あれ、もう1週間経ったの?」とか、
「1年がすごく早かったな」なんて思う
のも、情報過多が原因のひとつです。
このままだと、何か大事なものを見逃し
てしまいそうな気がしませんか?
私も50代になり、「もっと今を大切に
生きたい」と思うようになりました。
調べてみると、瞑想に行き着きました。
今を大切に生きるために
瞑想は「今ここ」に集中する練習でも
あります。
未来や過去に思い悩むのではなく、
今この瞬間を感じること。
それが心を穏やかにし、ゆったりと
した時間を作ってくれます。
たとえば、目を閉じて深呼吸してみて
ください。
空気が肺に入る感覚や、肌に触れる風を
意識するだけで、少し心が落ち着くと
思います。
瞑想は特別じゃない
瞑想って聞くと、「難しそう」「お坊さん
がやるもの」なんてイメージを持つかも
しれません。
でも、実は誰でも簡単に始められる
んです。
ただ、頭の中の声、感情、体の変化を
「観察」するだけでいいんです。
時間も場所も決まりはありません。
たった3分でも構いません。
思考があれこれ湧いてきても大丈夫。
それに気づいて、「観察」するだけで
いいんです。
最後に
「今を感じる」ために、少し時間を作り
ませんか?
慌ただしい毎日だからこそ、一息つく
ことで見えるものがきっとあります。
瞑想は、本当の自分に気づくための
大切な一歩です。
まずは、目を閉じていてください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。